2001-06-27 第151回国会 衆議院 外務委員会 第17号
そもそも二十一世紀におきます外交の役割ということですが、ミサイル防衛構想とか有事法制化とか、どちらかというと物騒な向きの論議が多いように拝聴いたしますが、実は、二十一世紀にあっては、軍事的ないろいろな力の誇示以上に、予防的外交と申しますか、外交イコール防衛と申してもよいような役割を外交は果たしていると思います。
そもそも二十一世紀におきます外交の役割ということですが、ミサイル防衛構想とか有事法制化とか、どちらかというと物騒な向きの論議が多いように拝聴いたしますが、実は、二十一世紀にあっては、軍事的ないろいろな力の誇示以上に、予防的外交と申しますか、外交イコール防衛と申してもよいような役割を外交は果たしていると思います。
私は、我が国の平和と安全を守るためには、日米同盟を含めた軍事的備えと、緊張を除去する予防的外交が車の両輪であると考えます。日米安保条約に基づく米軍との協力体制を十分に機能させることが重要で、米国に対し主体性を持ちながら、日米の緊密な協力体制をより充実させることを希望いたしております。 安全保障政策において特に重要な課題が、外交でもあります。
最近、安全保障の分野で予防外交、プリベンティブディプロマシーということがありますが、この海洋法はあらかじめルールをつくっておくという意味で今言われている予防的外交というのとは少し意味が違うんではないかなと、こう私は思っております。